オリジナルの詩を書いています。曲を付けて歌う為でもありまして、曲の付いているものもあります。

詩として独立した作品にしてあります。

曲が付く場合はオケに合わせて歌詞を作ります。

付曲はひとつの歌詞にいくつか付いているものもあります。

曲付けは私の許可が必要です。無断使用は禁止しております。

「赤い竜巻」 

 

十八に ヒラキ 声なき 

風に あそぶ 赤い竜巻 

 

真夜中の嵐 音の中 

くるくると 楽し気に 

空を 舞う 

 

 

十八に ヒライた 物のなき 

雨に ゆれる 私の意識 

 

目覚めては聴く 音の中 

くるくると 嬉し気に 

心に 宿る 

 

耳にやさしげに 目にやさしげに 

香りやさしげに  

手の平に 舞う 

 

 

 

眠っている私は霊界に還り、ある修行をしていた。 

その日は、明日の行事の為にいつもより早めに就寝していた。 

そのうちに外は嵐になってきて、あっという間に大雨大風、竜巻まで出てきて、騒がしかった。 

 

 

ある場所にある人がくる前日深夜に、その建物の周りに嵐が吹き荒れて、竜巻が起こって 

いて、その竜巻に中に、良く見るとひとつだけ、赤い竜巻が、他の竜巻とは逆に回りながら、

実に嬉しそうに楽しそうにくるくると、遊んでいるように見えるという。 

その早朝、地震でその地は揺れます。 

無事にその方は、その建物に来られて、いろんなお話をしていかれます。 

 

そんな、救世主がその地のその建物に来たる・・・みたいな内容です。 

「十八」は「神開く」てことらしいです。 

18日という事でもあります。 

 

その方がそこに来られたことで、一つの神様とのご契約が成立して、神様がお喜びに 

なられた。 

前日の大嵐や竜巻は、その地の穢れを払う禊だった。。。 

その赤い竜巻は、逆風の中をやってくる救世主だった。 

 

2017.09.14.作

「木苺」

 

あんなにでこぼこだった苺がもう どこにもみあたらない

それはあの人がかんなで 削って平らにしたから

あんなに渋かった木の実がもう どこにもみあたらない

 

ちょっと魅力的だったけど

その方が良いのかな

 

私の好きなあの素朴な

でこぼこや渋い味

 

あんなに渋かった木の実がもう どこにもみあたらない

それはあの人が、自分の持っていた水を足したから

 

消えちゃった

消えちゃった

消えちゃった

 

あの人で良かったのかな

あの人が良かったのかな

 

私は別のを探そう

私は他のを食べよう

私は違うものにしよう

私は

私の作った物を

私の好きな人たちと

一緒に食べるよ

 

それは でこぼこ

それは 渋い

 

 

 

 

いつもの様に、というか、久しぶりに?木苺を食べに

森に行ったら、そこには苺の木は無く、

綺麗に整理された壁に張り紙が貼られていた。

 

「苺を食べにきたの?1丁目の角の百貨店地下のフルーツ売り場で、今なら、籠に一杯入って1000円だよ。甘くて美味しいよ。行ってみたら?」

 

そこには、そう、書かれていた。

 

2017.10.作